政治課題としての政権基盤安定

今の民主党政権にとって一番大切なこと、政策課題はもちろん「国民との生活が第一。」ですが、政治課題はいかに安定した政権基盤をつくるかということ。これなくしては、自分たちの政策も実行できないし、行政へのにらみも効かない。党や政府で政策を立案し法案をつくっても、国会で成立しなければ実行できないからです。

政権基盤を安定させようとすれば、他党の協力が不可欠。連立与党で、また与野党で、様々な議論をしながら信頼関係をつくっていくことが一番肝心。

前政権下ではそれができなかった。予算や法案の協議を通じて、なんとか来年の通常国会までには政権基盤を安定させたい。