APECのレセプションまでの時間を使って、サンフランシスコ連邦準備銀行を訪問。FOMC(連邦公開市場委員会)を控えて総裁はお留守でしたが、副総裁やアナリストの皆さんと懇談。
サンフランシスコ連銀は第12区を管轄しており、西海岸全部の地域。ヨーロッパの財政危機が深刻化する中、アメリカ西海岸の経済実態について意見交換。震災が日本経済に与える影響や円高への懸念を表明。
カリフォルニア州は、失業率が全米平均より高止まりしているとのこと。また住宅バブル崩壊の影響からまだまだ抜け出ていないという話を伺いました。
まるで今から20年前の日本のよう。私からは「かつて日本でバブルが崩壊した時もいろいろな困難に直面した。その時には、随分とアメリカの制度を参考にさせていただいた。きっとアメリカも経済の困難を克服できると思う」と発言。
ただ、資産デフレを甘く見てはいけないと思う。日本の20年デフレも、そこに原因があるからです。
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