内閣府が今日発表した4~6月期の国内総生産・GDPの速報値によると、物価の変動を除いた実質GDP前期比で0・1%プラス。
年率に換算すると0・4%増で、3四半期連続のプラス成長ではあるものの、前期から急激に減速、大方の予想を裏切る低さでした。そしてドルベースではとうとう中国に抜かれました。
菅政権に足りないものは、マクロ経済政策。
「新成長戦略」等は潜在成長率を引き上げるためのもので、否定はしませんが、経済は循環しながら成長してゆくのであり、景気への配慮が十分ではない。
もちろん新成長戦略と景気対策のベクトルは揃える必要があり、財政出動の余地も限られてはいます。でもできることはいっぱいある。これから順番に提言してゆきます。
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