連日政調拡大役員会で参議院選挙の政策面での総括と、来年度予算の概算要求基準について議論をしています。
政権党として、来年度予算をつくることは一番重大な仕事。しかし参議院で逆転を許したために、政府提案は何一つそのまま成立しない。予算は衆議院が優越しているから原案通り可決することができても、歳入については、税制改正法案や特例公債(赤字国債のこと)発行法案は法律だから、原案通り成立するかどうかは、分からない。ということは、予算の成立に支障をきたすわけで、場合によっては予算案も修正しなければならなくなる。
政府与党といいますが、「与党」といっても内閣をつくっているというだけで、今までの意味で使っていた「与党」では、もはやありません。
そしてこの状況は、このままだと、少なくとも3年、おそらく6年続く。政調拡大役員でも発言しましたが、民主党はもっと謙虚でなければなりません。
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