中塚一宏の「いっこうで行こう！」

「厳しい」の連発

今日も国会も午後１時開会予定がずれ込んで２時から。衆議院経済産業委員長の解任決議案が提出されたのですが、提出会派の自民党が本会議に出席せず、またさらに開会が遅れました。解任決議案の趣旨弁明をするはずの自民党議員が、本会議場にこない。まさに前代未聞です。

その後も衆議院本会議は断続的に開会と休憩を繰り返し、役員会、正副幹事長党務委員長代理会議も２時間半遅れのスタートとなりました。

冒頭、小沢幹事長から「ただでさえ国会の会期末は、参議院は厳しくなるが、社民党の連立離脱によってさらに厳しくなった。それよりさらに厳しいのが参議院選挙。事態打開を一任してほしい」との発言がありました。もちろん皆で了承。近々、総理と幹事長の会談が行われることでしょう。

夜９時から本会議が再開。東京で泊まろうかなと思いましたが、１１時半過ぎに終わったので、やはり藤沢に帰ることにしました。本会議終了後、部屋に戻ると、またまた新聞記者さん来所。結局午前０時３０分に東京を後に。明日からも同じようなペースかな、と思います。

寒川町後援会の集い

今日は寒川町後援会の集い、バーベキューを開催していただきました。

心配だったお天気も早朝にはやみ、快晴とはいきませんでしたが、雨に降られることはありませんでした。相変わらず我が後援会の野外イベントはお天気に恵まれています。会員の皆さんの日頃の行いの御陰です。

寒川町長、千葉景子法務大臣、金子洋一参議院議員にもお運びいただきました。時節柄、選挙の取材ということでテレビカメラのクルーも同行。

一連の政局を受けて、参加者の皆さんからは「中塚さんはいいけど民主党はね・・・」との声も。複雑な心境であると同時に、「頑張って」と言われるたびに感謝の気持ちでいっぱいです。

役員の皆さんには事前の準備からたいへんにお世話になりました。ご参加いただいた皆さんに心から感謝申し上げます。

睡眠不足

今日は朝７時から早朝会議。それから老人クラブ連合会の運動会開会式に出席してご挨拶。次に後援会支部の皆さんが秋のイモ掘り・バーベキューに備えて、イモの苗植えをされているところに激励訪問。秋が楽しみです。

その他会合をいくつかこなした後、横浜に移動して後期高齢者医療制度についてのパネルディスカッションに参加。その後、来年度の予算・政策要求について、神奈川県内の自治体からヒヤリング。

しかしここ２、３日、夜が遅かったのでさすがに眠い。眼もしょぼしょぼする。

昨日からの一連の政局について、同僚議員と携帯電話で意見交換。記者さん達からもいろいろな情報が。

しかし党首たる大臣を罷免しておいて、連立継続を求めるというのは、ちょっと・・・。私が政治的に未熟だから理解できないのかも知れませんが。

５月末

朝９時から安全保障委員会。席に着くと、机の上には日米共同声明の原文と仮約が配られていました。走り読みしてゆくと、「HENOKO-SAKI」の文字が。

委員会審議は淡々と進む一方、正午過ぎに予定されていた閣議は延期。夕方５時だった総理の記者会見も延期。

夕方３時に県連の仕事で横浜へ。東京に取って返して６時前に到着。基本政策閣僚委員会、閣議。福島国務相は、結局罷免。総理は記者会見へ。党首を罷免しておいて連立の維持が本当に可能なのか、移設先との合意は実現するのか、前途の方が多難に感じました。

私が印象深かったのは、福島党首の記者会見。２０００年に、自由党が自民党との連立を解消した時のことを思い出しました。自由党は罷免されたのではありませんが、連立政権合意が実行されなかったので、スジを通して連立を解消したのでした。

総理には私などには分からないご苦労があるのでしょう。総理は総理の責任において政治をしておられる。与党の一員となっても思うに任せないことがたくさんある。与えられた役割をしっかりと果たしてまいります。

思うところはいっぱいあっても

今日も本会議の開会がずれ込み、終わったのは夜８時３０分。会期末とはいえ、最近の本会議は定刻には開かれないのが当たり前になってきました。

与野党間の駆け引きと同時に、連立与党内の駆け引きも激化。今日は深夜までその調整が続くようです。明日、普天間基地移設問題で閣議が開かれることになっていて、まだまだ予断を許さない状況が続いています。私自身、思うところはいっぱいありますが、すべては総理の胸三寸にあること。いずれにしても早く収束してほしい。

この前のミニ集会の最後、思いの丈をぶちまけた私に、とあるご婦人が「本当に民主党には期待をしているの。頑張って」と言って下さった。お気持ちに応えられるよう、体制を立て直さねばなりません。

埋蔵金堀り

特別会計にはまだまだ見直しの余地があります。

一般的に、税金は一般会計の収入、保険料や公共料金とか手数料等は特別会計の収入。税金よりもはるかに規模がでかい。だから一般会計よりも特別会計のほうが規模がでかい。

そして積立金（いわゆる埋蔵金）はその殆どが特別会計にある。積立金にもいろいろあって、必要がないものもあれば、積み立て過ぎのものもあります。

というわけで、実は財政余力はまだある。積立金の原資は毎年発生する剰余金がその大層です。その意味において「埋蔵金」という呼び方はミスリード。「埋蔵金」というと、どっかに埋まってたおカネ、というイメージになりますが、もとはといえば国民の皆さんのおカネなのですから。

夜なべ国会

本日も本会議の午後１時開会が送れ、１７時３０分過ぎからスタート。暗くなっても審議することを国会では「夜なべ」という。夕方の地元日程を２件キャンセル。よもや遅れると予想していなかったので、心の準備ができておらず、結構くたびれました。昼食も夜食も会議で出たお弁当。カロリー高めなので気をつけないと。

たびたび遅れる本会議の合間を縫って記者さん来室。関心はもちろん普天間問題に関連して連立与党の枠組みが変わるのではないか、ということ。そういえば夜の本会議も連立のパートナーの議席は結構慌ただしかったように思います。いずれにしても今週・来週は山場。会期末まであと３週間とちょっと。連日こんな日が続くのだろうな、という予感がします。

普天間問題

今日は午前中三菱電機鎌倉製作所を視察。選挙区的には隣になりますが、真隣といってもいいぐらい。こんなに近くでこんなハイテクの研究開発が行われているとは、ビックリでした。

さて普天間問題。あまり言いたくはないけれど、男子の一言は守らねばならないし、そして約束を守ろうと努力する姿勢こそが尊いのだと思う。戦後、沖縄に負担を押し続けてきたことが問題なのであって、その意味で普天間問題はまさに日米関係のあり方に直結する問題です。

極東アジアの平和と安定のために、日本とアメリカの協力体制を、いかにアップトゥデートに構築するか。特に日本として果たすべき役割は何なのかを考えることが解決の糸口となるはずです。

おりしも朝鮮半島の緊張が高まっている今日、今までとは違う日本独自の安全保障政策を構築することこそ必要なのだと感じます。

特別会計見直しの取り組み

今日もタウンミーティング。「龍馬伝」を見ないで集まって下さった皆さんに感謝。

日本の財政状況と、さらに今党で進めている特別会計の見直しについて説明。純然たるムダもあれば、必要のない積立金も多額にある。一般会計にかなり貢献できることを説明しました。どうも増税話が先行しているのは、残念なこと。税収が落ち込んだことは、確かにたいへんですが、増税の前にやることがあるというご意見はまさにその通りです。

歳出削減・一般会計財源確保の本丸は特別会計。一般会計で歳出削減の余地があるとすれば、聖域化している地方交付税交付金でしょうか。

ご意見拝聴のコーナーでは、普天間問題に関連して、日米関係の見直しの中で考えるべきだ、という意見が多いのには、ちょっと驚きました。

会期延長なし

今国会の会期延長は無し。予定通りの会期で終わって参議院選挙をむかえるとのこと。

 ある意味当然だと思う。自民党政権ではありますが、参議院選挙前の国会で会期延長をした場合、与党に不利になることが多いからです。会期延長は、野党に押されてしまうというイメージがでる。

さて、会期延長なしと決まったからには、法案の成立に全力を挙げなければなりません。衆議院を通っても、参議院で審議未了となれば、参議院選挙の施行によって廃案になるからです。場合によっては法案の選別も必要になるかもしれません。

来週には普天間問題も大詰め。いよいよ正念場です。