中塚一宏の「いっこうで行こう！」

さくら

最近寒い日が続いているせいか、まだ桜の花が残っていて、今日くらいが満開という地域もありました。

いくつかのお花見を掛け持ちしましたが、もちろん話の中身は政治のこと。特に鳩山政権の現状について。「もうちょっと辛抱強く見てゆこう」という意見もありますが、やはり厳しい意見の方が多い。

ヒラヒラと散る桜の花を見ながら、ふと思いました。皆、桜吹雪が見たいのだな、と。民主党に期待をいただいたのは、スピード感だったはず。まさに政治主導にご期待いただいたわけで、ところがどうももたもたしているな、と感じている人が多いわけです。

日本人が桜の花に魅かれる理由はいろいろありますが、一斉に咲いて一斉に散るからと聞いたことがある。「三日見ぬ間の桜」と言います。とにかくおおむこうをうならせるスピードで分かりやすい実績を挙げること、これが必要です。

対決型委員会

今日は早朝から財務金融委員会と安全保障委員会の掛け持ち。私は財務金融委員会の理事ですが、今日の安全保障委員会は法案採決。衆議院分館の３階と２階を行ったり来たり。

財務金融委員会と言えば、以前は強行採決当たり前の委員会。もちろん私が野党の時代のことです。いわゆる対決型委員会でした。しかしこの国会では安全保障委員会の方が対決型委員会。普天間問題があるからです。

私が初当選した頃、先輩議員から「与党の議員の質問に拍手なんかするな」ときつく言われたものですが、今の民主党議員は、野党議員の質問にも拍手します。私はそれで良いと思いますが、しかし安全保障委員会ではさすがにそれはありませんでした。

明日は重大発表があるという噂も。まさに後半国会を占うような風景でした。

財投

昨日、今日と後援会支部の皆さんが国会見学。両日とも肌寒い日となりましたが、桜の花は長持ちしています。ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

今日も参議院選挙マニフェスト関連作業。特別会計の検証です。私は財政融資資金特別会計の担当。いわゆる「財投」です。

財投とは、国が金融の手法を用いて行うもの。政策金融がその主なものですが、財政つまり税金を使うものではないとはいうものの、原資は国債で調達しているのであり、金利の引き下げなどは税金投入によって行われています。当然ながら精査の対象です。

精査のポイントはいろいろありますが、なんといっても肥大化をどのように抑制してゆくかは、永遠の課題。週末から週明け、各国の制度も参考にしながら議論を深めます。

「何」のために「何」をするのか 参議院選マニフェスト

参議院選挙はそもそも政権選択選挙ではない。政権選択選挙ではないのだから、政権公約つまりマニフェストは馴染まないのではないか、そういう意見もあります。衆議院選挙のマニフェストこそ正真正銘（？）のマニフェストであり、参議院選挙はそれから大きく外れるものであってはならない、という意見もあれば、そうは言っても中間選挙なのだからマニフェストを見直す絶好のチャンスだという意見もある。

今日も朝から参議院選挙マニフェストづくりの会議。いろいろな意見がありますが、私自身は民主党の衆議院選挙マニフェストに欠けている気がしている部分を補うようにしたい、そう思っています。

すなわち、何のために何をするのか、ということが分かりにくい。こども手当にしても、子育て支援なのか、少子化対策なのかによって、政策の持つ意味合いが変わってくると思うのです。

日本がおかれている現状の認識を共通して持つことにより、何を目的にして、どのような方法をとるのか。それが明確になれば、日本の将来ビジョンも明らかになるはずです。

政策やら党務やら国会やら

今日は早朝から特別会計検証プロジェクト。私が担当するのは財政融資資金特別会計。

９時からは安全保障委員会。普天間問題がやはりホットなテーマ。そして９時３０分からは財務金融委員会。財金委員会は１時間で終わって再び安全保障委員会へ戻る。１２時前に衆議院を出て党本部へ。組織委員会で、各都道府県連の様子や自治体議員フォーラムについて会議。

１３時からは衆議院本会議。今日の議題は法案採決と公務員制度改革法案。２時間の予定がオーバーして終わったのは１５時３０分。

本会議終了後、安全保障委員会再開。すべての委員会が終わってから自分の部屋に戻って、財務省から財政融資資金特別会計についてヒヤリング。結局特別会計だけではなくて、出口の財投機関まで調べなければ。

その後、経済の勉強会へ。今日は昼ご飯、晩ご飯ともにお弁当。２０時３０分に事務所に戻って書類の整理。

ぐーっと伸びをして、明日やることを考える。時間というのはあるようでないものだと、つくづく感じます。

神奈川県は定数３で２議席死守

本日は次の参議院選挙立候補予定者と一緒に街頭演説。その後民主党神奈川県連合会の常任幹事会と参議院選挙対策会議。神奈川県では定数３のところ、２名の民主党現職がいます。二人通って当たり前の選挙ですが、気合いを入れ直さねばなりません。

複数定数区の複数擁立が話題になっていますが、衆議院議員が１５０人ほどしかいない時には、「選択と集中」で、２人区は手堅く、１人区に全力投球、という戦術もあったと思います。でも今は、衆議院議員が３００名以上いる政党です。客観情勢のことはともかく、各々の選挙区で過半数以上を目指すのは必然的なことと思います。

ともあれ自分の果たせる役割をしっかり果たしてゆくこと。神奈川での２議席死守をまずは確実なものにします。

花冷え

今日はお花見をハシゴ。しかしそれにしても寒い。花冷えです。

お花見の合間を縫って、慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス（ＳＦＣ）２０周年記念式典に出席。ＳＦＣ出身の民主党衆議院議員二人も参列していました。

明日のマスコミの世論調査結果も芳しくありません。もはや政治とカネの問題ではないように思います。政権の正念場です。

今日は私の４５回目の誕生日でもあります。５０歳まであと５年。これからは馬齢を重ねることなく精進せねば。

自民党からまた離党者

思い起こせば細川内閣から１５年。その間にいろいろな政党ができてなくなりました。野党でいることは難しい。それも与党の経験しかないものにとっては尚更です。ある意味いろいろな試行錯誤の結果、今の民主党ができて、そして政権交代が実現しました。

離党者がとまらない自民党。この１５年間の自分自身の来し方を振り返り、ふとそんな感慨を覚えました。

テレビ入りではない委員会

今日は大風。風が吹くとポスター掲示板が気になる。東京事務所にもポスターが風で飛んだというお知らせが。

財務金融委員会では一般質疑が行われました。自民党は次々と大臣経験者が登壇。今日の質問者は加藤紘一元幹事長。

はっきり言って、自民党の大物議員の質問は、野党質問としてはイマイチだと思う。追求調ではないからですが、しかし一方でいろいろな意味で勉強にはなる。その質問に管財務大臣をはじめみな真面目に答えるものだから委員会は時間オーバー気味です。

というわけでテレビ中継のない委員会は結構真面目にやってます。

マニフェスト研究会始動

今日は暖かい日だと思っていたら、小雨が降ったり、風が強くなったりで、せっかく咲いたサクラも散ってしまいそう。今週末が見頃でしょうか。

いよいよマニフェスト作成が始まりました。今日の昼は、管財務大臣と昼食をとりながら懇談。財政健全化、経済対策、公約実行について意見交換。菅大臣の深謀遠慮を伺うことができました。うーん納得。

そしてマニフェストづくりのために設置された研究会も始まりました。５月の連休明けをまずはタイムリミットに議論が始まります。