参議院選挙のマニフェストづくりが進んでいます。がしかし、そもそも政権選択選挙でない参議院選挙にマニフェスト(政権公約)がふさわしいかというと、いろいろ問題のあるところ。そんな参議院選挙用マニフェストで衆議院マニフェストの中身を変えた方が良いのではないか、という考えがあります。
私は、昨年の09衆議院マニフェストは変えるべきではないと思う。マニフェストは衆議院の任期4年の間で実行する政策をまとめて提案したもの。4年後(場合によってはもっと早く)、国民の皆さんに何割できたか評価してもらえば良い。それをできそうにないからといって変更するのは、許されません。
契約は契約。それを目指して頑張ることこそ大事なわけで、マニフェストを変えたら、マニフェスト自体の信頼がなくなってしまう。
支持者からは「マニフェストを100パーセント実行しなくても良い」と言っていただきますが、たとえ結果的に100パーセント実行できなくても、掲げた旗を降ろすことなどあって良いはずがありません。
やってみてできなければ、そのことも含めて次の衆議院選挙で評価してもらえばよい。マニフェスト変更は政治姿勢として問題です。
最近のコメント