中塚一宏の「いっこうで行こう！」

明日の国会

明日の財務金融委員会は定例日ではありませんが、開会（定例日は火、水、金）。

寝たり起きたりしている自民党から、定例日外でも開会しようという提案があり、望むところと開会になりました。しかし大臣はいません。予算委員会のほうにとられているからですが、副大臣と政務官でもかまわないという申し入れは、願ったり叶ったりです。

いろいろありましたが、充実した審議こそ重要。明後日には総理に出席を求め、さらに審議を尽くします。

(月曜日になって、予算委員会の都合で、財務大臣、金融担当大臣が財務金融委員会に出席できることになりました。 なお良かった。)

圏央道海老名インター開通

今日は圏央道の海老名インターと東名高速道路海老名ジャンクションが完成。開通式が行われました。

当初予定では、開通式でテープカットが予定されていました。人生初テープカットだったので、楽しみにしていましたが、強風のため中止。記念式典の行われた海老名市文化会館内でのテープカットになりました。ちょっと残念。

圏央道は、首都圏の外環道路として建設が進められていますが、神奈川県内では初めての開通。私の選挙区からも、相模川を渡らずに東名高速にのれるようになりました。

日本は東京を起点している道路の整備は進んでいるけれど、東西を走る背骨としての道路に対する南北のあばら骨的な道路の整備が遅れている。渋滞が緩和されれば、ＣＯ２も減ります。物価も下がります。これからも重点的・効率的な社会資本整備を目指します。
 

「起き」て「寝る」

昨日審議に復帰したはずの自民党。本日の財務金融委員会は、午前中の質疑には出席。ところが午後からの参考人質疑には欠席。せっかくお越しいただいた参考人の皆さんには誠に申し訳ないことながら、自民党欠席で空席の目立つ委員会での意見陳述となりました。昨年の臨時国会も含めて、２回連続で参考人質疑を欠席する自民党は、前代未聞です。予算委員会は一般質疑は欠席するものの、テレビ入りの集中審議には出席。良いとこ取りというべきか。まさに変幻自在、「起きた」のにまた「寝る」という、国会初の「二度寝」です。

聞く所によると、他の委員会では、自民党が出席している所もあるそうで、まさに自民党はバラバラ。国対委員長と幹事長の意思疎通がうまくいっていないのだとか。しかしこんなのに振り回されて、本当に困ったものです。

「寝る」「起きる」

審議拒否をすることを永田町用語では「寝る」という。そして審議拒否から復帰することを「起きる」という。

というわけで、本日、自民党が「起き」ました。それも議院運営委員長と衆議院議長の不信任決議案を提出するという、前代未聞の起きかたです。お陰で本会議が終了したのは午後８時前。国会は何をやっていることやら。

かつて先輩議員に言われましたが「『寝る』のは線路の上に寝ること。機関車を止めることができるか、自分がひき殺されるか、どちらかだ」つまりそれぐらいの覚悟で審議拒否をやれ、ということです。まぁ融通無礙に寝たり起きたりするのも、新時代の国会戦術かも知れません。

ともあれ正常化したわけで、明日からは最大野党を含めた審議が再スタート。予算審議も大詰めです。

選挙多すぎ

議院内閣制の国で、二院制をとっている国では、実質的には一院制であることが多い。日本のその意味では例外です。アメリカのような大統領制なら、行政権が大統領に集中しているので、二院制であっても議会選挙の結果で行政が停滞することはありませんし、大統領自体は任期が保証されています。

他方、日本は国政に影響を与える選挙の数が多すぎる。腰を据えた議論ができにくい。昨年は衆議院、今年は参議院、来年は国政選挙は衆議院解散がなければありませんが、統一自治体選挙がある。

というわけで、参議院のあり方を見直し（場合によっては廃止も）、衆議院の任期を４年から５年に延長してはどうか。税制や財政など、じっくり議論した方が良いテーマが国政の重要課題となっている昨今、ふと思いました。

審議拒否戦術

自民党の皆さんは今日も審議拒否。午前中の財務金融委員会理事懇談会も自民党は欠席。午後からの衆議院本会議も欠席。財務金融委員会理事会は、丁寧にやろうということで、本会議終了後に再度理事懇談会を開いて自民党の出席を求めましたが、やはり欠席。ということで、先週から決まっていた、明日の委員会は予定通り開催。残念ながら、自民党の出席は得られそうにありませんが、民主党と公明党、共産党で審議を行うこととなりました。

民主党も野党時代に憶えのあることではありますが、審議拒否には世間においても党内においても賛否両論ある。どこまでがんばれるか、固唾をのんで見守ります。

正副幹事長・党務委員長代理会議

長崎県知事選挙に続いて町田市長選挙でも敗北。政治とカネの問題もさることながら、まだまだ地力を養わねばならない民主党の問題点が明らかになったと思います。

自治体議会ではまだまだ民主党が少数派の地域が多い。政治とカネの問題にはキチンと対処する必要がありますが、そのこととは別にしっかりと政策課題を伝え、候補者に成り代わって政策を伝えていただける、そんな組織がいまだにできていないことを痛感します。

今日は正副幹事長・党務委員長代理会議がありました。当然、幹事長から冒頭の挨拶で長崎県知事選挙についても発言がありました。明日は組織委員会。民主党の組織強化は急務です。

無念

票はまだ全部開いていませんが、長崎県知事選挙は残念な結果。

自分自身、長崎県の選挙事情をすべて知っているわけではありませんが、地方選挙は、昨年秋の参議院補選と同時に行われた川崎市長選挙のように、国政選挙とは別の力学が働きます。

若いというだけではダメだということ、そして政権交代後の実績がまだ伝わっていないということもあると思う。

しかし推薦候補は良い候補者だっただけに、本当に残念です。気を取り直して明日からまた頑張ります。

長崎にいます

県知事選挙応援のために長崎へ。もっと早く来たかったのだけれど、国会日程も立て込んでおり、最終日になりました。反省。

もっと暖かいかと思ったら、結構寒い。長崎市は山に囲まれたすり鉢のような街ですが、おりしも長崎ランタンフェスティバルというイベントがおこなれていて、異国情緒たっぷり。

もちろんそれを横目に選挙運動に専念。いやぁ歩きました。

明日の今頃には結果が出ているでしょう。勝ちたい！

童のときは童のごとく

今日は財務金融委員会で大臣所信に対する質疑が行われました。

自民党の質問者の中には、かつて野党時代に同じ党の仲間として活動していた委員もいらっしゃいました。その昔は、一緒に政策について論じ合い、かくあるべしと自民党に迫ったものでしたが、所変わればその当時の自分の主張さえ批判の対象になる。その方のことを、私は尊敬していたのですが、ちょっと残念に思いました。

人間の信念って何だろうと思う。時と時節が変われば変わるものなのか。「君子豹変」という言葉もあります。現実の問題を解決してこそ政治。センチメンタルにならずに、自分自身の政治スタイルを確立しなけりゃな、と改めて思いました。