議院内閣制の国で、二院制をとっている国では、実質的には一院制であることが多い。日本のその意味では例外です。アメリカのような大統領制なら、行政権が大統領に集中しているので、二院制であっても議会選挙の結果で行政が停滞することはありませんし、大統領自体は任期が保証されています。
他方、日本は国政に影響を与える選挙の数が多すぎる。腰を据えた議論ができにくい。昨年は衆議院、今年は参議院、来年は国政選挙は衆議院解散がなければありませんが、統一自治体選挙がある。
というわけで、参議院のあり方を見直し(場合によっては廃止も)、衆議院の任期を4年から5年に延長してはどうか。税制や財政など、じっくり議論した方が良いテーマが国政の重要課題となっている昨今、ふと思いました。
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