中塚一宏の「いっこうで行こう！」

「世論をどう感じるか」

今日は月一恒例タウンミーティング。多くの方にお運びいただきました。

できるだけ多くの皆さんのご質問に答えるべく、質問シートのかたちで書いていただいています。その中で、「世論をどのようにして感じるのか」という質問をいただきました。

新聞の世論調査ももちろん参考になる。最近ではネット上のブログや掲示板も。でもなによりナマの声が一番の国民の声。集会や戸宅訪問でお話をうかがうのが一番です。

さらにはかれこれ１０年間続けている朝の街頭演説。さすがに出勤途中ですから立ち止まって聞いて下さる方は殆どいませんが、それでもビラの受け取り具合などでも風向きを感じることができる。

これからもアンテナを研ぎ澄ましていきたいと思っています。

世襲

今日はお世話になっている工務店の新年会に出席。社長さんはとてもいい方。昨夏の総選挙ではビラの投げ込みから私の自転車の先導まで、すっかりお世話になりました。

職人さん達も一緒の新年会でしたが、社長いわく「子が親の仕事を継げる世の中にしてほしい。親がいきいき働いていたら、子供が親と同じ仕事をしたくなるのは当たり前。だから子供の前で仕事の愚痴をこぼしちゃダメだ。政治家の世襲だって、悪いことじゃないと思っているよ」とのこと。

忙しい合間に聞いたちょっといい話。政治家の場合は、良い政治をすることが目的なのだから、それが民主党だろうが自民党だろうが、二世だろうが三世だろうが、良い政治ができればそれでいいのかも知れません。そうなっていない現実をあらためることこそ大切。自分の仕事にプライドを持つことは、どんな職業でも大切です。

施政方針演説

鳩山総理初の施政方針演説。今までとは違った感じ。傍聴席には平田オリザ氏が。いろいろな意味で斬新です。

しかし報道の論調には「具体性がない」というものがありましたが、そのマスコミが政策論そっちのけでスベッタコロンダの話ばかり報道するのはある意味、滑稽。自民党にしても、具体論はぜひ予算委員会で議論していただきたい。

ともあれ来年度予算案の審議がスタートしました。年度内成立を目指します。

国会見学

今日は寒川後援会の皆さんがバスを連ねて国会見学。初めての本格的な後援会の支部単位での見学でした。

最近は見学が多い。時期的なこともあると思うのですが、地元小学校の社会科見学も今がピークです。参観待合室はごった返しています。

国会見学の案内は、秘書時代から何回もやりましたが、国会議事堂は建物自体が古い上に、継ぎ足し継ぎ足しの増築をしているのであちらこちらに段差がある。バリアフリーではありません。

見学された方は、普段歩かないくらいの距離を歩かれたので、きっとお疲れになったことと思います。自分自身時間に追われて飛び回っている国会内ですが、支持者の皆さんと一緒だとまた違う見方もできる。加えてもっとオープンな見学方式はないものか、といつも思うのでした。

クルマ離れ

今日は民主党組織委員会が終わってから、自動車関係の労使協議会で講演。場所は平塚、永田町からクルマで出発、首都高、東名と走って一時間で着きました。早い。運転してくれた小薄君、ご苦労様。

さて講演は、政治とカネの話で裏話。今まで誰にも、どこにも話したことのない内容です。政界の２０年史とでも言うべきか。

さて講演が終わった後懇親会。労使懇ですから経営者もおいででしたが、その挨拶の中で「クルマ離れは何よりも脅威」というお話がありました。最近の若い人はクルマに憧れていないのだそうです。

帰宅後、９歳の息子に質問。確かに「安全なクルマがいい」という答えが。自分が子どものころはクルマは豊かさの象徴でした。でも今はどちらかというとクルマはネガティブなイメージで、安全でない、エコではない、という印象のようです。

隔世の感がありますが、クルマに限ったことではない。「成功する」というイメージが描きにくくなっているのでは、と感じました。

組織委員会

Typepadの調子が悪くて昨日更新したのですが、表示されていなかったようで、再掲します。ちょっと字幅もヘンですが・・・
地元小学校の国会見学でご挨拶。６年生はちょうど国会のことを習う季節なのだそうです。しかし最近の小学生は背が高い。
今日は民主党組織委員会。主な仕事は地方組織の拡充・強化。さらには地方組織との連携強化。参議院選挙を控えて公認内定候補の政治活動のための民主党の支部設立や、毎年春に所属議員にお願いしている党員・サポーター登録が今日のテーマ。それ以外にも自治体議会が提出する意見書のヒナ形づくりなど、仕事の内容は多岐にわたります。
明日は自治体議員さん達のご要望から具体化した、自治体議員政策懇談会。今まで自治体議員さんには選挙を始めとしてお願いすることばかりが多かった党本部ですが、新しい試みとして、自治体議員さん達の意見を政策に反映させることのできる機会を設けることとしました。明日がその第一回目、自治体議員の皆さんの意見に耳を澄ましてみたいと思います。

補正予算案 衆議院通過

今日は補正予算案の衆議院での採決がおこなれました。代表質問の際、公明党は賛成をほのめかしていましたが、その通り補正予算案に賛成。自民党と共産党が反対。

補正予算とはいえ新政権はじめての予算案の衆議院通過。当初の予定通り衆議院を通過したということは、今週末にも始まる来年度当初予算案の審議にも弾みがつくというものです。

というわけで明日からは参議院。少々党務に専念させていただきます。

墓参り

今日は総選挙後初めて墓参りに京都へ。今年は父の三十三回忌。私の父は３２年前に４３歳で亡くなっています。

それにしても墓参り自体が久しぶり。親不孝ものと反省しつつ、自分も死んだ父より長生きしていることに感謝。孫を見れば喜んだろうになどと、感慨はつきませんでした。

母にも久しぶりに会いましたが、皺が増えていてちょっとドキリとしました。でも元気そうでよかった。

私は、総理や幹事長と違って、親からもらったものは、五体満足なこの身体だけ。でもそれで十分。多くの皆さんとの得難いご縁があって、今の私がいるのだと、改めて感じました。

「期待」から「実績」へ

何となく落ち着かない一日。何事も無いと思いつつ、何が起こるか分かりません。

支援団体の新年会に出席しましたが、「しっかりと政策実行をしてくれ」という声の方が圧倒的に多い。まだ「新しい政治」に対する期待感の方が大きいということでしょう。加えて今の世の中が悪すぎる、今までの政治が悪すぎたということなのでしょう。

だから安穏としているわけにはいきません。新政権への期待感も時とともに薄れてゆくに違いありません。週明けは補正予算を通して来年度の予算案審議をスタートさせます。期待感を実績に変えられるよう頑張ります。

野党から与党になって

テレビも新聞も足利冤罪事件の報道でもちきりですが、当時の過熱報道、捜査当局からの情報の垂れ流しが冤罪の片棒を担いだことについてのマスコミ自身の反省は殆どない。残念なことです。

 今日は朝から金融庁関係の政策会議。落選前の野党時代に反対した法案が施行をむかえることになりました。

難しい局面です。当時、野党であった民主党がこの法案に反対したことを知っている議員はあまりいない。圧倒的に新人が多くなっているからですが、それでも新人議員さんからも、法案の施行に対してネガティブな意見が多く出たことについては、ちょっと安心。

さて、政府と調整に乗り出そうかな、と考えてます。