中塚一宏の「いっこうで行こう！」

皆様へ 選挙を終えて

皆さんのお力によって、この日本にも選挙を通じての本格的な政権交代が実現をいたしました。
まずもって戦後の復興を支えてきた自由民主党には、心より敬意と感謝を表します。本当にお疲れ様でした。日本を取り巻く環境は激変を続けています。とりわけ右肩上がりを前提としたシステム・政策は全面的に見直さざるを得ません。官僚任せでは無く、政治が結論を出し、政治が結果に責任を負う仕組みをつくるために、政権交代は必要不可欠なことです。
選挙戦を通じて感じたのはこの国を覆う「閉塞感」でした。皆が変化を望んでおられることをひしひしと感じた１２日間でした。今私は、私自身に頂いた大量の得票と、民主党に頂いた大量の議席に、身の引き締まる思いです。選挙も終わり、これからは私をご支持いただいた皆さんのためのみならず、他候補・他党に投票した人のためにも「全国民の代表」として、職責をまっとうしてまいります。
自殺者が年間３万人もいる国、日本。カネさえ出せばなんでも買えるこの国で、たった一つ無いものは「希望」です。その日本に、私たちが変われるかもしれないという「希望」の灯がやっとともりました。私たちの子どもや孫、次の世代にしっかりとつなげるべく努力をしてまいります。

＊公職選挙法により当選の御礼のご挨拶は禁止されております。ご了承ください。

皆様へ

いよいよ「日本を変えるための闘い」がスタートします。

６０年近くの間続いてきた長期政権にピリオドを打つ絶好のチャンスです。

私は個人的には自民党にうらみもつらみもありません。政党・政治家は良い政治をするためにある。自民党が良い政治をしてくれるなら、民主党はいらないし、政権交代も必要ないと思っています。

しかし今日のムダ遣いを始めとする長期政権の弊害は目を覆うばかりです。ぜひ時々政権が交代する政治の仕組み、つまり本当の民主主義をこの日本の国に確立をしたい。私たちの子どもや孫の代に、こんなにも多くの借金をつくってしまったせめてもの罪滅ぼしは、政権交代可能な政治の仕組みを残してやること。そうすれば政治に緊張感が生まれ、政治と行政に緊張感が生まれ、ムダ遣いや財政赤字も減っていくに違いありません。

「民主主義とは人間の可能性を信じること」私はそう考えて今から２０年まえに徒手空拳で政治の世界に飛び込みました。「良くない政治は変えられる」人間のつくった制度・仕組みは必ず人間が変えることができるはずです。

日本の歴史に新しい１ページを刻むべく、粉骨砕身の努力をいたしてまいります。

中塚一宏　拝

公職選挙法の規定により、選挙期間中はこのブログの更新をストップいたします。また頂いたメールは必ず拝見しますが、お返事できない場合もあるかもしれません。ご了承ください。

４年間のお支えに感謝

いよいよ総選挙も公示が近づいてまいりました。丸４年間の浪人生活をお支えいただいた多くの皆様には、お礼の言葉もありません。選挙は出馬すれば当選しなければなりませんが、出馬することは当選するよりもある意味むずかしい。だれでも選挙に出られるわけではありません。
おかげさまで３５歳で衆議院に初当選した私ですが、前回選挙で落選した時に、食っていけなくて引退を決めた同僚が多くおりました。そのことを考えると、ふたたび出馬できるだけでもありがたいことだと思っています。ご期待に添うべく一生懸命頑張ります。ますはこれまでのお支えの御礼を。

政治を変えるのは皆さんです

選挙が近づくと報道各社からのアンケートを始め、色々な団体からのアンケートが届きます。インターネットが普及したこともあって、多くの団体から詳細な問いかけを頂くようになりました。
とある団体からアンケート。「若い人が選挙に行かないのは、国に信頼がないからだが、国に信頼を取り戻すためにどうすれば良いか」という質問。私はこう答えました。
「良くない政治を変えられるのが民主主義。『国に信頼がもてないから選挙行かない』のではなくて、『国に信頼がないから選挙に行って政治を変える』となって欲しい」。国に信頼がもてないから選挙に行かなければ、いつまでたってもその信頼のもてない政治が続いてしまう。政治は誰かが変えてくれるのではありません。政治を変えるのは皆さんご自身です。

拾薪汲川 政治と行政の関係

今の政治の問題点は官僚任せ・役人任せにある。しかし官僚任せになってしまっているのは政治がだしがないから。政治家と官僚はおのおの果たすべき役割が違います。政治が果たすべき役割を果たさず、官僚におんぶにだっこになってしまっているから、政治が機能していない。政治に対する信頼・期待が生まれないわけです。
民主党は官僚機構とケンカばかりするのではないかと、疑問をもたれている方も多いことと思いますが、大切なことは各々の職分をしっかりと果たすことに他なりません。
「拾薪汲水」君は川流を汲め我は薪を拾はん　これは私の好きな漢詩の一節。お互いにお互いの役割を果たそうというもの。もちろん国民の代表であるところの政治の役割の方が重いのは言うまでもありません。

８パーセントの組み替えができないって？

再び財源論ですが、自民党幹部は「造花」だの「絵に描いたもち」だの言いたい放題で民主党を攻撃。

さて国の総予算は全部で約２００兆円。一般会計や特別会計を合わせた額です。すなわち負担面から考えると、税金と保険料と公共料金の合計額ということです。

民主党のマニフェストの財源、予算組み替え額は約１６兆円、日本の総予算は約２００兆円。たったの８パーセントです。「できない」と言ってる与党の人達はやる気がないだけでしょう。やる気があっても６０年分の「しがらみ」があってできないのかもしれませんが。

今の日本と崩壊寸前のソビエトと

高級官僚が退職後も関連団体に再就職し、退職と就職を繰り返す。「天下り」「わたり」です。
今の日本の様子はまるで崩壊寸前のソビエトとソックリ。一部の特権階級だけに富と権力が集中する。その一方で一般庶民は生活にあえいでいる。長期政権の弊害です。
以前とある財政学者と話をしていた時に聞いた言葉が忘れられません。「国家が崩壊する時には財政がブラックボックスになる。だれも本当のカネの流れが分からなくなってしまう」これも今の日本と同じ。自民党・公明党の人たちはムダ遣いの実態さえ分からないのでしょう。
だからこその政権交代です。ブラックボックスの日本の財政を全てオープンにすることです。

「政策」の問題ではなくて「しがらみ」の問題

昨日、本日と、支持団体の皆様にマニフェスト説明会。よくおわかりいただく方がひじょうに多くてありがたい限りですが、中には「本当にできるのか」と疑問をもたれる方もいらっしゃいます。
一度もやったことがない民主党なので、そういう疑問があるのは当然のことですが、是非ご理解いただきたいのは「できない」のは「政策の問題」ではなく、「しがらみ」の問題だということです。
国会は国権の最高機関なのだから、国会が法律で決めればどんなことでもできる。「やれない」のではなくて「やらない」だけのこと。その理由は６０年間のしがらみです。
だからこその政権交代、やったことがないからできることの方が多いのです。

ご意見を頂いている皆さんへ お詫び

公示まで後一週間。だんだんテンパってきました。後援会青年部のボランティアの皆さんが運転してくださる移動中のクルマの中で、Twitterに書き込みをしたりしてますが、パソコンの前に坐る時間もなくなり、パソコンメールに頂くご意見にお返事を書くのが、滞っています。
誠に申し訳ない限りですが、頂いたご意見には全て目を通しています。おいおいお返事します。ご海容のほど宜しくお願い申し上げます

マニフェストの評価

各種団体のマニフェスト評価が相次いでいますが、それはそれで結構なことと思うのだけれど、投票のご判断は是非主権者の皆さんお一人ごとに決めていただきたいものです。
各種団体の評価は各種団体の立場から考えたもの。今の制度仕組みの中で物事を考えているわけで、新しい制度仕組みをつくれる立場でもないし、つくって欲しいと思っているわけでもなさそうです。地方団体には特にその傾向が強いように思います。
政策を測る物差しは皆さんお一人お一人違うはず。皆さんの生活に照らし合わせてご判断いただきたいものです。