地方分権が選挙の争点になるのは結構なことと思うのですが、そもそもの「地方自治」とは何ぞや、ということが明確になっていないので、どうも話が混乱しているような気がします。
そもそも国と地方公共団体は同格。「法律の範囲内で条例を制定することができる」とは書いてありますが、国が偉くて自治体が格下だなんて書いてはありません。
しかし実際は、補助金や許認可権限によって国が地方をコントロール仕組みに実態的になってしまっていること、それが問題だと思うのです。だからまず行うべきことは、地方自治体に対する国の優越的権限をどれにするのかを、地方自治体のみなさんととことん議論をすることでしょう。そのための協議の期間ならぜひ設置するべきです。
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