今日もあちらこちらとお邪魔をしてまいりましたが、どこへ行っても出るのが日本郵政社長人事をめぐる鳩山前総務大臣の辞任問題。
この問題の切り口はいろいろですし、民営化賛成の人もいれば反対の人もいるのですが、私がどう考えてもおかしいと思うのは、日本郵政のことを「民間会社」という自民党の政治家やマスコミがあるのだけれど、日本郵政は「民間会社」ではなく、国が100パーセントの株式を持つ「特殊会社」です。
民間会社なら、国が経営に口を挟むのは問題ですが、特殊会社なのですから国として意見を言うのはある意味当たり前。所管の大臣が特殊会社の社長の人事をめぐって辞任するなど、前代未聞。つまり誰が一番偉いのか、ということです。
という意味において、今回の日本郵政問題は私にはまったく訳がわかりません。総理大臣より総務大臣より権限を持っている人がどこかにいるということなのですから。
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