麻生総理が記者会見。第二次補正予算案の中身についてはまた別の機会に論じるとして、どうも良く分からない中身でした。
「選挙によって政治空白がおこるわけではない」旨述べていましたが、これはその通り。一方で「政局よりも政策」と述べていましたがこれは間違い。
そもそも「選挙」と「景気対策」は二者択一の選択肢にはなりません。「景気対策」の内容を競い合うのが「選挙」だからです。その意味で「選挙」と「景気対策」は両立しうるのです。
総理自身が理解した上で話したかどうかは分かりませんが、「選挙によって政治空白がおこるわけではない」と思っているなら、「政局よりも政策」を言うのはどう考えてもおかしい。論理矛盾です。結局のところ、「やりたくない」か「やれない事情がある」のか、どちらかでしょう。
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