選挙区内の養鶏農家と話しましたが、卵も採算割れがはげしいのだそうです。小売価格は上昇しているものの、エサ代が上昇しており、卵を産ませれば産ませるだけ損が出るのだそうで、廃業やむなしとのことでした。キュウリやトマト、花などのハウス栽培も重油高で青息吐息なんだそうです。
ガット・ウルグアイラウンド対策で6兆円もの国費を投入したのですが、結局農家のためになったものはほとんど無い。国が農産物の価格を維持するために生産調整を指導するのではなく、農家に作りたいものを作ってもらい、価格が下がって収入が減った場合にはその差額を補償する、直接補償制度を導入して、食料自給率の向上と食の安全を確保するべきです。
コメント