負担の問題がクローズアップされがちな後期高齢者医療制度。もちろん負担の問題も深刻です。保険料負担が下がるといいながら実態調査はいいかげんです。保険料負担の問題もさることながら、私がもっと問題だと思うのは、この後期高齢者医療制度が持続可能性が無く、余りにも無責任な制度だということです。結果として医療費の削減もできない。医療費削減を目的とした制度であるにもかかわらず、結果として目的はなにも達成できず、皆が不幸になるという制度なのです。
第一に、無責任体制。本来市町村が役割を担うべき健康保険事業を、「広域連合」というワケの分からないものに任せてしまったことです。
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