参議院で否決された法案が衆議院において三分の二で再議決されるのは、57年ぶりのことなんだそうです。私が生まれるはるか前のこと。そういう意味では「歴史的」か。
昨年の参議院選挙の争点は、年金を始めとする「生活関連政策」だったので、通常国会における予算や税法の審議の際に、信を問うタイミングを持ってくるのは民主党としてある意味当然だし、会期末の問責決議案提出では迫力に欠けるのですが、しかしいかに憲法で認められた手続きとはいえ、2年ちょっと前の郵政解散で得た議席でなんでもやってしまうのはかなりムリがある。
再議決に味をしめた与党が再議決を乱発するようになるのか、いずれにしても通常国会は波乱含みです。
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