今開かれている臨時国会は、テロ特措法が焦点になっていますが、それでもこのように四苦八苦。来年年明けの通常国会の運営は政府・与党にとって至難の業になるでしょう。
というわけで3月4月の選挙というのはちょっと考えにくいわけで、そうなればサミット後の来年8月とかあるいは任期満了まで引っ張るか。もちろん「引っ張れるか?」ということですが。場合によっては洞爺湖サミットの時に予算の執行ができていないこともあり得るのだから。
政府提出の税制関連法案の中身や、日切れ法案の中身にもよることなので、どういう状況になるかは分かりませんが、政府・与党は、将棋でいえば完全に「詰んでいる」。進むも退くも非常に厳しいわけで、その中で解散の時期を判断するのでしょう。年末や年明けの「出会い頭解散」が十分にあり得るのも、こういった事情があるからです。混沌とした状況を整理するために、解散になだれ込む可能性も無しとしません。
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