任命責任

「延長しても混乱なら意味がない」とは参議院の扇議長の言葉ですが、誠にその通り。引退を決意した人は本当にいいことを言うなあと思います。防衛大臣の辞任という余計なオマケまでついて、国会は閉会するわけですが、結局延長しても審議をしないのだから、いったいなんだったのかという疑問しか残りません。
自殺した松岡前農水大臣の時に続いて、今回の防衛大臣の辞任についても、安倍総理は任命責任は自分にあるとしていますが、責任を認めるのはよいのですが、どのように責任をとるかについては、全く触れていません。
とりもしない責任を認めても、話にならない。発足一年に満たない内閣で、何人の閣僚が辞めているのか。虚心坦懐に考えるべきです。