民主党の小沢一郎代表は、今回の参議院選挙で野党が過半数をとれない場合、政界にいても意味がないと発言。背水の陣です。
小沢代表の近くにいた人間として、小沢代表の気持ちはよくわかる。世間でいわれているような政治家ではないし、どちらかというと欲が無い方だと思います。
良くも悪くも民主政治は選挙がすべて。選挙の結果は、良い結果、悪い結果というものはなくて、有権者・主権者の判断です。正論であっても、支持されるかどうかは分からないし、高度情報化社会でありながら、情報の一方通行化は激しくなっているように感じます。パフォーマンスや報道のあり方で左右されてしまうからです。
度はずれた誹謗中傷もあり、そんな中で思うに任せぬ日々を過ごして来た小沢代表ですが、政治家というのは、選挙の結果に従うよりありません。分かってもらえないことは残念なことですが、選挙の結果を受け入れるのも政治家の宿命です。
今回の選挙は千載一遇のチャンス。「これで勝てなければ・・・」と思うのは、本当に小沢代表らしいと思います。
もちろん、勝算十分だからの発言だとも思います。いずれにしても代表が背水の陣で臨む以上、党全体が一丸となって戦わねばなりません。
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