青森県に脱北者が漂着。北朝鮮では、二日に一度パンを食べられれば良い方だとか、そういう話を聞くと、早稲田大学の重村教授とのパネルディスカッションで、重村教授が述べていた北朝鮮経済の破綻ぶりと、生活の困窮ぶりが思われます。しかしながら、今回の脱北者は船を持っていたのだから、北朝鮮では富裕層なのでしょうし、最下層の人はもっと厳しい生活を強いられていることでしょう。
例えばカタコトでも日本語をしゃべれたということ、服毒自殺用の毒薬を持っていたこと、覚せい剤を所持していたことなどについては疑問だらけで、真実はなかなか明らかにされないのでしょうけれども、北朝鮮における生活実態を解明する上で、貴重な情報になるのではないかと思います。
それにしても、ひょっとしたら脱北船は頻繁に日本に向かって来ているのかもしれないし、脱北船が漂着したということは、工作員や特殊部隊も潜入できるということで、不審船対策がより重要になってくることだけは間違いありません。
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