「天下り」批判に対して新しい人材バンクをつくるための法律が審議入りしました。
国家公務員制度改革の要点はいろいろありますが、能力・業績評価制度、キャリア制度、そして天下り問題等々がやはり代表的なポイントです。
第一に、能力・業績評価制度ですが、評価自体は結構なことだと思うけれど、その評価基準をどのように作るのかが問題。場合によってはこれまで以上に上役に気を使って仕事をするようになるかもしれないし、新たな政治家と官僚の癒着の構造ができてしまうかもしれません。大切なことは、労使双方でしっかりとした議論をした上で、評価基準ができるかどうかということだと思う。法律では政令に委任することになっているようですが、国会審議ではできるだけ具体的に評価基準について明らかにしてほしいものです。
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