国会では天下り問題が議論されているようですが、これで何度めだろうという感じ。「改革」といいながら中身が変わらない。というよりも、問題の本質をすり替えた議論ばかりが行われているのが問題。
要は簡単な話で、特殊法人を廃止すればよいだけのこと。私は国会に特殊法人の原則廃止法案を提出しました。道路公団にせよ、郵政にせよ、民営化したところで天下りの構図は変わらない。それどころか、なまじっか民営化したものだから、逆に天下りが増えてしまっている現状を見るとき、改革の手法は、廃止することです。
あるいはすべての特殊法人の存続期間を期限付きとし、期限ごとに存廃をチェックするというもの一つのやり方。いずれにせよ、ブラックボックスになってしまっているこれら特殊法人は、官僚任せではなく、政治主導で廃止するべきです。
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