衆議院の選挙は小選挙区、参議院選挙は小選挙区あり中選挙区あり、自治体選挙も同様。日本は選挙制度のデパートです。
衆議院の選挙が小選挙区になり、一気に派閥の流動化が進みました。小選挙区以前は、自民党は政党選挙というよりも、派閥選挙・個人選挙。自分で組織を作り、派閥からのカネによって選挙をうってきました。小選挙区なれば、派閥の役割は低下しますし、組織も個人後援会と政党は限りなく一つに近いづいていきます。
問題は、いまだに中選挙区である参議院選挙の一部や、地方自治体の選挙です。衆議院選挙なら支援組織も一本化して戦えるのに、同じ党から複数の候補者が擁立される中選挙区だと、どうしても同じ支持基盤を食い合うことになり、支持組織にも戸惑いが広がります。
ただし候補者同士の切磋琢磨が、党勢を拡大するのも事実であり、自民党は「自分党」でありつつ、だからこそ支持基盤も厚いということなのでしょう。
まことに悩ましい問題で、参議院も自治体選挙も、早く小選挙区選挙に改めるか、複数投票制にするべきと思いますが、現実の問題としては、自党の候補者には全員当選して欲しいもの。政党政治家としては頭の痛いところです。
頭の痛いとこ・・・。そうですよ。
市議にしてしかり、県議もそうです。おまけに今年は参議もあり、悩みの種です。
あちらがたてばこちらが・・・一層のこと何もしないほうが・・・と思うが、両方駄目ではこれまた困るし・・・。
出切る事は万遍なく対応していくが、とにかく、皆当選をして欲しい!
投稿情報: ご家老 | 2007年3 月 3日 (土曜日) 12:02