22日に発表された地価公示によると、商業地、住宅地ともバブル経済時代の1991年以来16年ぶりにそろってプラスに転じたそうです。バブル景気崩壊以降初めてということですが、その上昇率が都心の高級住宅地に至っては45パーセントというのだから、驚きです。
バブル崩壊に伴う「資産デフレ」で、土地・株あわせて1000兆円以上の国富が失われ、日本経済の足かせとなっていた訳ですが、永遠に上がらないかと思われていた地価もやっと上昇。しかしまだまだら模様です。
土地本位制とまで言われた日本経済。地価の上昇が今後の経済特に金融に与える影響については注視が必要です。しかし賃金がなかなか上がらない中、サラリーマンのマイホームへの夢は、若干遠のいてしまったかもしれません。
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