行政改革担当相が有識者会議「道州制ビジョン懇談会」を立ち上げました。
私は、道州制をとっている国にはそれぞれ歴史・成り立ちがあるので、日本においてはきちんと機能するかどうか、少々疑問を思っています。道州制をとっている国は、かつての小国が連合して国家を形成している場合が多いからです(ドイツなど)。
しかしながら、なかなか国から地方に権限委譲が進まない現状を見るにつけても、大きく変えるためには必要な方法のひとつであることは間違いありません。いずれにしても上から押し付けた道州制では本当の地方分権にはならないのではないか、そう感じるのです。
まずは基礎的自治体(人口30~40万人程度)の体力を高めること。その方針にのっとって市町村合併も進んできたはずです。その上で基礎的自体の広域連合のかたちで道州制を進めるのが理想的だと思います。議論を関心を持って見て行きます。
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