各種団体、地域の賀詞交換会ラッシュがスタート。1日10件ほど掛け持ちすることも珍しくありません。そんな中で、やはり景気経済の話題がたいへんに多く、政府・与党のいう景気回復・景気拡大とはうらはらに、その実感を持てないという声をよくお聞きします。
企業収益が改善し、その果実を働く人が享受し、そして消費が拡大することによって経済が拡大、さらに企業収益が改善するといった景気回復のサイクルではなく、企業の経費圧縮つまりリストラ中心に収益が上がる体質になってきたということなのでしょう。バブル経済崩壊のつめ痕が、あまりにも大きかったということでもあります。
ニート、フリーター、パラサイトシングルの問題にしても、高度成長時代のストックがあるうちは、社会全体でまだ受容していけるでしょうが、これも時間の問題。加えて予想以上の早さで進む高齢化、人口減少も視野に入れてゆかねばなりません。
見かけとうらはらに、日本の経済社会には問題が山積しています。これを解決するためには、早すぎるということはないのです。
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