2005年6月に静岡市で行われたタウンミーティングで、出席者の送迎に使用するハイヤーを東京から用意していたことが、参議院の特別委員会で明らかになりました。加えて、東京からハイヤーを調達するため、経費を水増しして請求していたとのことです。そのハイヤーも、ほんのわずかな距離を走っただけだったとのこと。
何でこんなことが起こってしまうのかといえば、広告代理店に丸投げしてしまっているからなのでしょうが、政治は官僚に丸投げ、官僚は広告代理店に丸投げ。経費は丸めて請求というのが、ムダ遣いの構図です。おまけに参加者の質問内容は官僚の作文。
中身は官僚任せで運営は代理店任せ。これで「国民の声を聞く」もなにもあったものではありませんが、税金のムダ遣いについては精査が必要。返還も含めて問題提起するべきでしょう。
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