来年の参議院選挙は、重要な選挙。衆議院は解散できても参議院は解散が無いからで、現に自民党が郵政法案で選挙に至ったのは、参議院で法案が否決されたら、どうしようもないことを物語っています。
その重大な選挙に臨む民主党の心構えは、どうかというと東京へ行くたびに気になるのが、「小沢代表だから大丈夫」という「小沢一郎任せ」。今年の9月、田中真紀子氏が講演で「小沢先生に頼りっぱなしではかわいそう」と述べていましたが、私もその通りと思います。
秋の衆議院補選では2敗、しかしその後は福島知事選挙で勝利、旭川市長選挙で勝利、沖縄県知事選挙では敗退、福岡市長選挙では勝利と、自民・公明と、民主と、どちらが優勢か甲乙つけ難い状況が続いている訳で、これは選挙のやり方、党としての総合力の問題。「小沢一郎氏が代表だからなにもかも大丈夫」とばかりに楽観視していると、良い結果はでないでしょう。自民・公明両党も必死だからです。
小沢任せではなく、民主党自体がもっと選挙に対して、また日常の国会・政治活動についても、参議院選挙に勝つべく真剣に取り組んでいくべきです。
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