昨晩NHKスペシャルでサイボーグ技術に関する特集が放映されていて、久しぶりにテレビを見ました。
サイボーグというと、子供の頃のマンガ映画などでおなじみ。能力以上の力が発揮できたりする夢の技術でした。最近でも「ブレードランナー」や「攻殻機動隊」といった映画で、サイボーグと人間の接点、違いなどが描かれています。
衝撃的だったのは、脳から直接電気信号を取り出すために、電極を脳に刺したラットの映像。また障害を持つ人間のアシストにこの技術が使われている映像もありました。まるで「攻殻機動隊」のようです。
もっと衝撃的だったのは、人間の記憶を司る「海馬」と呼ばれる部分を、外部記憶装置としてチップ化する技術も研究されているということ。記憶の外部化はまさに「ブレードランナー」の世界。偽りの記憶だってインプットできる事になるのですから。
いったい人間はどうなろうとしているのか。果たしてこれは進化なのか。そして人間と呼べるのか。いろいろな事を考えさせる番組でした。
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