アメリカの上下両院中間選挙で民主党が大躍進。下院では過半数を獲得し、上院ではこれを書いている時点で最終結果は出ていませんが、与野党伯仲になりそうです。
イラク政策や国内の格差問題が、共和党敗北の原因と言われていますが、アメリカ国民はいろいろな意味で変化を望んだということなのでしょう。
今回の中間選挙については、明確な対立軸があり、国民が選択できると言う、民主主義の大原則をキチンと示した二大政党政治に、たいへん感銘を受けました。またブッシュ大統領も、勝者である民主党の首脳にお祝いの電話をしたり、自らの政策が否認されてすぐに国防長官人事に着手するなど、ヘンに強弁したりせず、好感が持てる政治です。
いろいろ学ぶべき点の多い選挙でした。
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