私はかって、「安全保障基本法」を作成して国会に提出しました。
まず自衛権については、我が国が急迫不正の侵害を受けた場合、あるいはその蓋然性が極めて高い場合に限って自衛権を行使することとし、それ以外の場合には自衛権の名の下、武力行使は行わない。
国際連合による決議が行われた場合には、国際社会の一員として参加できるものとする。国連決議にもとづいて行う活動は、国権の発動ではなく、自衛権の行使でもないのだから、国際社会の秩序を維持するためにも参加するべきである。
これが大きな柱です。残念ながら成立はしていませんが、この様な安全保障の基本方針が確立していれば、今回のケースでも極めてクリアに対応できているはずです。
基本方針を確立せずして、事が起こる度に右往左往している自民党政権。改めて私は自分の考えを問うてみたいと思います。
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