集団的自衛権その４

急迫不正の侵害に対して、他に手段がない場合に、自衛権の行使が許される。それは個別的自衛権であっても、集団的自衛権であっても同じことです。

アメリカによるアフガニスタン攻撃は、アメリカの自衛権行使によるもの。同時多発テロにたいする自衛権の行使ですが、そのアメリカと一緒に攻撃に加わるのは集団的自衛権の行使に他なりません。しかし、国連憲章の趣旨からすれば、これは少しやり過ぎではないかと感じます。

安倍総理は集団的自衛権を行使したくてしょうがないようですが、集団的自衛権を行使して何をしようとするのか、それがまったくもって意味不明です。アメリカと一緒に地球の裏側まで出撃しようとするのか。しかしそれは国連憲章の理念とも日本国憲法の理念とも異なるはずです。

大切なことは、「専守防衛」。これをもう一度明確にする必要があると思います。