北海道夕張市が財政破綻し、財政再建団体の真性を行う見通しとなりました。破産をしたのと同じことであり、国の監督のもと、歳出を大幅に切り詰め、歳入も見直して再建を目指すことになります。財政再建団体に指定を受ければ、もはや自治体とは呼べず、自治とは無縁の厳しい措置が待っているのです。また夕張市で行われていた夕張映画祭も中止。映画祭へ市が補助金を出していたからで、こういった市の補助事業も打ち切りに成ってしまいます。
さて、財政再建団体申請を間近に控えてもなお、夕張市の市議が議長交際費を使って懇親ゴルフをしたとか、職員の夏の手当が昨年を上回っていたとか、物議をかもしています。確かに緊張感がないと感じますし、こういう緊張感のなさだからこそ、財政破綻してしまうのだということですが、しかしながらここに至るまでの経緯において、市長も市議会議員も、すべて選挙で選ばれてきたということを忘れてはなりません。
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