ロシアによって日本の漁船が銃撃を受け、日本人の命が失われたとのこと。いかなる理由があろうと、許すべからざる行為であって、真相の解明とともに政府は強く抗議をするべきです。
総理個人の「こだわり」で内政・外交を混乱させる一方で、政府は日本人の命が失われても、毅然とした態度を取ることができないでいる。すべてが内向きで、たいへん残念なことです。
終戦の日の問題、靖国神社の問題は、先の戦争の総括がキチンと済んでいないことに原因があります。それは日本の政治そのものの問題であって、雰囲気に弱い、ムードに流されがちで、個人としての意見を持ち得ない日本の政治・政治家、また国民全体の問題です。
自分の意見があったとしても、皆の前や会議で発言すると異端児扱いされかねないということで、明確な意見や主張がなされない。「いたしかたない」「しょうがない」ということで、何となく物事が決まってゆく。日本人として、他国より言われるまでもなく、当時の政治家の責任をきちんとしなければならないのではないか、そう考えます。
そういった雰囲気に流されやすい、なし崩し、現状追認といった今日に至る政治風土をこそ改めるべきです。
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