国債発行30兆円枠など他の公約については「守らなくてもたいしたことはない」と開き直りながら、辞任間際になって「公約だから」と靖国神社に参拝する。自分のこだわりだけで、そこには「国家のため」「国民のため」は全くありません。
「たつ鳥後を濁さず」という言葉もありますが、辞任間際の参拝は、後継の総理総裁へも大きな影響を与えることでしょう。そういう意味で小泉総理の眼中には「自民党のため」ということも無いに違いありません。
思えば、小泉総理の5年間は「自分へのこだわり」「ナルシスト」の政治でした。小泉劇場の幕引きにはまったくもってふさわしい幕切れですが、国民不在であったこともまた明らかな事実です。
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