日本の行政サービスは分かり難い。税や社会保障制度はその典型です。
実際問題も、税制は法律に書いてあること以外にも、通達で決まっていることもたくさんある。社会保険も同様です。
この複雑きわまりない日本の行政の仕組みが、とんでもない不公平を生む原因にもなっています。
制度が複雑すぎて、知っている人は得をするけれども、知らない人は損をするといったことがまかり通ってしまっているのです。
例えば、特定疾患で通院していたこれども、そのことを知ったのはつい最近で、それまで高額の医療を支払っていた人がいらっしゃいました。実話です。特定疾患なら公費助成の対象になるにもかかわらずです。問題は誰もそのことを教えてくれないこと。シンプルな制度にして不公正がないように改める。これだって立派な行政改革です。
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