日経平均株価が15000円を割り込んで引けました。株安の背景にはいろいろありますが、やはり米国経済の先行き懸念が一番大きいと考えます。
アメリカでは緩やかに景気が減速している。その一方でインフレ懸念があるためにFRBは金利引き上げを視野に入れている。つまり景気が悪いのにインフレになるという最悪のシナリオが実現しつつあるわけです。
そしてその影響が日本に及んでいるわけで、経済のグローバル化というよりも、外需主導の景気回復であったことが、今更ながら明らかになりました。
昨年2月の予算委員会で、私は「今の日本の景気はアメリカに依存し過ぎ。内需主導に早くバトンタッチする必要がある」と強く主張しました。日本経済は今年の年末から年明けにかけて、停滞するのではないかとの懸念を持ちます。
コメント