恒例になっている小沢一郎氏の京都大学での特別講演が、今学期初そして民主党代表就任後はじめて行われました。私が卒業した学科の後輩の学生に是非とも話を聞かせてやって欲しいということで、コンスタントに続けています。テーマは指導者論。
日本では、なかなかリーダーシップというのが認められない社会ですが、日本と欧米の差は、まさに指導者にあると小沢氏は指摘。国民・民族という観点では、日本と欧米に殆ど差はないものの、全体の中でホンの数パーセントを占める指導者層の優劣が、いろんな意味で国力の差となっていて、だからこそ指導者・リーダーたらんとする人は、気概・心構えをしっかりと持っていかねばならないと熱っぽく訴えました。
また対象の学生さんは、工学部大学院の学生ですが、是非とも情緒的な社会・指導者が多い日本にあって、合理的・論理的な思考法をもって今後の日本の舵取りができる人材になって欲しい、そう結びました。
コメント