数々の問題を起こした社会保険庁。その改革の目玉として、民間出身の村瀬長官が就任して、社会保険庁改革に取り組んできたはずです。
そして今回の、年金保険料不正免除事件が起こりました。小泉総理も川崎厚生大臣も、村瀬長官の辞任は必要ないとしているけれども、結果責任を負うべき政治・行政の立場からすれば、納得はできません。
「社会保険庁内に抵抗勢力がいる」と総理はいいますが、村瀬長官が社会保険庁をコントロールできていないことは、明白です。社会保険庁を改革する目的で就任した村瀬長官。結果が出せないどころか、新たな不祥事が明るみに出たわけですから、職員の厳正処分は当然ですが、長官自身の責任も免れるものではないはずです。
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