「残業無しでも暮らせる社会」２

労働生産性という視点で考えると、これほどまでに働いている日本人なのに、生産性は高くありません。過労死するまで働く日本人と、しっかりと休暇を取るドイツ人やフランス人。労働生産性で考えると、同じか若干日本の方が劣っています。

個人の問題もあれば、会社の問題もあるでしょうし、社会全体の問題もあるでしょう。会社にいる時間が長いだけで、あまり働いていないのではないか、という意見もあるでしょうし、残業を含めて長時間働いているのに、それを会社が評価していないのではないか、つまり経済価値として認めていないのではないか、という意見もあります。

いずれにしても、本当に働く人一人一人が自立することが必要になりますし、会社側も、働く人に対して、就業時間内での成果を求めてそれを評価するようにならなければなりません。

「よく働き、よく遊べ」帰宅時間が早くなれば、家族団らんのひとときも持てる。少子化対策にも効果があるはずです。