今週の日曜日に書いたように(会期延長(5月28日))今国会での会期延長は、小泉総理の判断で無くなりました。やはり小泉氏は、政策より政局の人。小泉総理の政治に「国民」というものはありません。今は自民党の総裁選挙の中で、いかに自分の影響力を行使できるようにするか、そして後継総裁を誰にすれば自分の影響力を行使し続けることができるか、そのことを考えているに違いありません。今ここでしくじれば、自分の今後の政治生命に決定的なキズがつくからです。
政治は、所詮、権力闘争という側面を持っています。勝たねば何もできないわけですから、やむを得ないわけですが、大切なことはその権力をもってして何を実行するかです。政策よりも政局、ということは、権力闘争のみにこころを奪われてしまっているわけで、民主政治家としてはあってはならないこと。
一刻も早く、政治を国民の手に取り戻さねばなりません。
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