やっとと言うかとうとうと言うか、小沢一郎氏に対して検察審査会の議決により起訴手続きがとられました。
起訴の第一報とともに小沢氏と発表するコメントについて打ち合わせ。本人はいたって冷静でした。その後、前々から決まっていた小沢氏を囲んでの新年会へ。小沢氏は自分のことよりももっと大きな、日本の政治全体について、たいへんに心配しておりました。私も同感です。
検察官役の指定弁護士さんの中には、会見で「有罪だと確信したから起訴したのではない。議決があったから起訴した」と述べた方がいらっしゃるのだそうで、今までの裁判とは全く異なることは明らか。個人的には、有罪と確信していないなら起訴して欲しくありません。それが許されるなら、誰だって起訴されてしまうからです。だからこそ「推定無罪」の原則を今一度皆が確認する必要がある。判決が出るまでは誰だって無罪です。
それにしても無罪判決がでるまで時間がかかるので、それが残念です。失った時間を誰が償ってくれるのか、本当に不条理だと思う。
そして民主党も、日本の政治も、この問題にこれ以上かかわり合うべきではない。やるべきは良い政治。国家・国民のための政治です。
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