中塚一宏の「いっこうで行こう！」

一括交付金

新政権により「一括交付金」が廃止を含め見直されるとのこと。

補助金というのはメニュー方式で、これでは本当に地域にとっての必要な事業が効率の良く執行されないし、なによりも地方自治体の自主性を尊重するという観点から、補助金に代えて交付していたものです。

いわば地域主権の目玉政策だったわけで、ゆくゆくは地方自主財源化も視野に入れていました。

かつてのヒモ付き補助金に戻るのだとしたら、とても残念。

ネット選挙

インターネットを通じた選挙運動が解禁の方向とか。

これまで「パソコンのディスプレーに表示された文字等は、公職選挙法の「文書図画」に当たる」とされ、「パソコンのディスプレーに表示された文字等を一定の場所に掲げ、人に見えるようにすることは「掲示」に、不特定又は多数の方の利用を期待してインターネットのホームページを開設することは「頒布」にあたる」とされてきました。

という訳で、いままで選挙期間中はホームページやＳＮＳの更新など行えなかったのですが、これがどのように変わってゆくのか、細目見なければ分からないものの、画期的なことだと思うし、選挙を根本的に変える可能性もある。興味津々。

年男

今年は巳年。すっかり忘れてましたが、私は４回目の「年男」なのでした。

自分が「年男」だと改めて認識したのは、同い年生まれの某氏が、ヘビの刻印のある金貨をプレゼントしてくれたから。ありがたいことです。

「年男」。うーん。若い若いと思っていたが、もうすぐ４８歳か。節目なので、なにか目標でもたてようかな、と思ったりする今日この頃。

大発会

東京株式市場は大発会。大方の予想通り、大幅続伸。

株価が上がれば、資産効果によって消費や投資などが活発化につながる。景気回復の糸口になるか。

一方で、マーケットではすべてが取引材料。円安も政府首脳の発言も材料。気がかりは、そうした材料先行の株高で、経済構造の改革や財政赤字解消のための努力がおざなりになること。やはり中長期の課題にもしっかり向き合うことが大切だと思う。

「職業としての政治」

私の愛読書、マックス・ウェーバーの「職業としての政治」を読み返す。

いつ読んでも示唆に富んでいます。今回ももちろん、改めて感銘を受けました。

どこの部分かは内緒。「まったくそうだよな」と思うことしきりです。ぜひ皆さんもご一読を。

「財政の崖」

新年早々ですが、アメリカでは「財政の崖」問題が妥結。ずっと心配してましたが、世界経済の混乱回避という意味では、良かった。

これでしばらくはリスクオン、円安傾向が続くと思う。そうすると日本のマーケットも株高。

ここから先は難しいところ。短期の問題と長期の問題と。どのように折り合いを付けてゆくかが経済政策のポイントになる。

謹賀新年

明けましておめでとうございます。皆さんにとって良い年でありますように。

一年の計は元旦にあり、とか。今日は久しぶりに寝覚めもよく。いい夢も見ました。初夢は元旦の夜に見る夢のことのようですが。一日早めということでご勘弁を。