問)民主党政権が出された成長戦略、先ほど成長戦略の話がありましたけれども、せっかく立てたけれども、なかなか成果に結びつけられなかったという批判の声もあると思うのですけれども、これはどうすれば良かったというふうに(お考えでしょうか)。これは金融庁だけではなくて、全般的に成長戦略をどうすれば成果に結びつけられたかというところを教えていただけますでしょうか。
中塚・答)私どもは、この日本の国の厳しい財政事情に鑑み、これ以上借金を増やすべきではないという考え方に基づいて政権運営をしてまいりました。ですので、国債発行枠の44兆円というのも、3回予算を作りましたか、守ってまいりました。そういう財政資金に頼らない経済の活性化という考え方については、決して間違ってなかったというふうに思っております。
ただ、それにはやはり時間がかかるわけでありまして、そういう意味で、3年3か月では、確たる成果の上がったものもありますが、ちょっと時間が足りなかったということだろうと思っています。
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