大臣職は選挙よりたいへんだった。

今日、朝の臨時閣議で野田内閣総辞職。

臨時閣議後、最後の記者会見。心残りは、と聞かれて、金融不正事案再発防止策の法整備や、中小企業支援の出口戦略などをあげました。次の政権がしっかりやってくれることと思います。

記者会見後、金融庁幹部の皆さんがお別れに大臣室に来て下さいました。３ヶ月弱の大臣でしたが、副大臣も含めれば１年４ヶ月の長きにわたって一緒にお仕事をさせて頂いた。感謝。いろいろなことがありましたが、金融庁としての節は曲げなかったつもり。ある意味、選挙よりたいへんでした。その後、内閣府に移って、幹部職員の皆さんのご挨拶を受け、他の内閣府特命担当大臣とともに、お別れのご挨拶。

内閣府退庁と同時に、ＳＰさんともお別れ。本当にお世話になりました。たったの３ヶ月でしたが、慣れとは恐いもので、車のドアは助手席に乗っていたＳＰさんが周囲の安全を確認してから開けることになっていて、自分では開けてはいけなかったのですが、車が止まった時に、ドアが開くのをまっている自分がいます。これからは以前と同じように、自分でドアを開けないと。

藤沢に戻って、今日は小３の娘のバレエの発表会へ。親の欲目かもしれませんが、知らない間に、本当に上手になっていました。夜は小６の息子と不調だった携帯の機種変更へ。待ち時間にラーメン。息子も知らない間に随分しっかりしたと思う。ちょっとした話し相手にもなるようになった。こんな時間は随分久しぶり。

そして夜、帰宅したら、自宅前の交番も撤去され、警備の県警の方も撤収。

天下晴れて素浪人。身軽になりました。