ラオスでは午前中に財務大臣、中央銀行総裁と会談。ヨーロッパの問題がラオスやアジアに与える影響から中小企業金融まで、幅広い意見交換を行いました。証券取引法を間もなく制定するとのことですが、債券市場が未整備。日本が協力できる余地があると思う。
そして午後からは、ASEAN男女共同参画担当大臣会合のASEAN+3非公式会合に出席。昨年、カンボジアで行われた東アジア男女共同参画担当大臣会合に副大臣として出席した際、招待されていたもの。縁あって大臣として参加することとなりました。
メインのテーマは今後の東アジア男女共同参画担当大臣会合の在り方について。これは日本が主導して平成18年に東京にて第一回会合を開催したもの。メンバーはASEAN+6(日、中、韓、インド、ニュージーランド、アーストラリア)です。第2回から隔年で開催してきましたが、同種の会議が多いという意見も参加国からあり、どのように存続するかがテーマになっていました。
日本からの考え方をプロポーザル。ASEANで集まる機会は多いでしょうが、+3となると日本はゲスト扱い。ASEANとの関係は日本にとってひじょうに大事なので、かたちを変え、参加国を替えても存続すべきと主張したところ、来年のホスト国に中国が名乗りをあげてくれました。
会議の在り方についてはまだまだ議論の必要がありますが、これは継続審議。来年の中国においても議論するとの結論。ひとまず安心。ぜひ知恵を絞り諸国の理解を得るよう努力したい。
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