政府の中で仕事をしていると、つくづく思うのが、ついつい陥りがちな「減点主義」。役所だけではなく、ねじれ国会ということもあり政治までそうなっていると思う。というよりも日本社会全体か。
前例を踏襲して余計なことをしなければ安全運転。これでは物事なかなか変わらない。そして減点主義の持つもう一つの欠点は、隠蔽体質に陥りがちということ。いままでと違う何か新しいことをすると、叩かれる。無難に無難になりがちで、失敗を隠してしまう。
でも何をやっても褒められないなら、思い切って減点主義を恐れずやってみるべき。それこそ政治の責任と改めて思う。
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