欧州情勢の不確実性が増して、金融市場はリスク・オフ(リスク回避)。
円は買われ、国債などの安全資産に資金が逃避。長期金利は低下する一方、株も商品も下落傾向。長期金利が低下するということは、債権自体の価格は上がっているということで、これも健全な状態とは言えません。
かつてトレーダーに聞いた話。「上がる理由・下がる理由は納得できても、上がりすぎる理由・下がりすぎる理由は、合理的ではない」「結局ポジションであったり、モノの弾みであったりする」。相場のことは相場に聞くしかありません。
世界的なリスク・オフの流れが、実体経済に与える影響にも注意が必要。今週もマーケットに注目。
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