春の勲章伝達式。昨年は大臣公務のため私が伝達役を務めましたが、ことしは大臣自ら伝達。陪席して昼食会で祝辞を述べました。
受章者の皆さんと懇談している時に出た話題が、「プロが信用されない時代」ということ。受章者の皆さんは総てその道のプロ。しかし今はそのプロが信用されない時代だというのです。
確かに「士」「師」「官」とつく職名は特に信用されていないかもしれません。その中でも一番信用されてないのは「政治家」。これは日本だけではなくどの国でも似たり寄ったり。
今の時代、権威だけでは人は信用しない。信用を醸成するためにはいろいろなやり方があるでしょうが、やはり一番は情報公開か。そう言えばジョセフ・ナイ氏らが書いた「なぜ政府は信頼されないのか」という本があったっけ。本棚から引っ張りだして読み返してみよう。
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